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by oxford-N
| 2009-03-31 02:03
| オックスフォード
かつて女性雑誌は高価で一般女性にはとても手が出なかった。そこを見逃さなかったのがサミュエル・ビートンというヴィクトリア朝の出版人である。
有名なビートン夫人の夫である。出版人としては天才で、いくつものベストセラーを出した。
「アンクルトムの小屋」はこの時代最大のベストセラーであると同時にもっとも売れた本であった。
1852年に出した「イギリス婦人家庭画報」はベストセラーとなり、オーストラリア、カナダにまで読者は広がった。
もっとも若き女性の夢をつかんだのはファッションプレートであった。ビートン夫人がパリに赴き「直輸入」してきて、人の手で彩色させたという凝った図版である。
今日ではこのプレートだけをはがして額装にするのがはやり、よく破られてしまっている。
何かいい気はしない。やはり雑誌の一部だと思うから。どうだろう。
有名なビートン夫人の夫である。出版人としては天才で、いくつものベストセラーを出した。
「アンクルトムの小屋」はこの時代最大のベストセラーであると同時にもっとも売れた本であった。
1852年に出した「イギリス婦人家庭画報」はベストセラーとなり、オーストラリア、カナダにまで読者は広がった。
もっとも若き女性の夢をつかんだのはファッションプレートであった。ビートン夫人がパリに赴き「直輸入」してきて、人の手で彩色させたという凝った図版である。
今日ではこのプレートだけをはがして額装にするのがはやり、よく破られてしまっている。
何かいい気はしない。やはり雑誌の一部だと思うから。どうだろう。
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by oxford-N
| 2009-03-28 02:56
| 古本